インボイス制度について

令和5年2023年10月1日から導入される制度です。

簡単に書きますと、お客様から預かった消費税を国に
納めて下さい。と言った話です。

「但し、今は年間1千万円以下の売上がないお店は懐に入れていいですよ!」って話です。

「今は」ですので最終的には商売をしているお店は全て消費税を「国に収めろ」になると思います。

消費税って100円で仕入て100円で売れば10円が右から左で分かりやすく国に収められますが仕入れた物を加工して販売するので単純ではないですよね。

2,000円のシスのパーマ液を仕入れて5人のお客様にパーマをかけました。
シスのパーマ液2,000円 消費税200円
ディーラーさんには2,200円のお支払いですね!

〇シスパーマ8,000円 消費税800円
5人パーマをかけました売上40,000円 消費税4,000円ですよね

〇年間1千万以下のお店は消費税を納めなくてもOK!
44,000円の売上-材料代2,200円=41,800円の儲け

〇年間1千万以上のお店は3,800円の消費税を払うお店
(3,800円の200円足りないのは先にディーラーに支払ったから)
44,000円の売上-材料代2,200円=41,800-3,800消費税=38,000円の儲け

〇仕入たディーラーや通販で買った業者がインボイス(適格請求書)を受けてなければ
先生の負担になります。
44,000円の売上-材料代2,200円=41,800-4,000消費税=37,800円の儲け

インボイスを受けていない業者とお付き合いをすると先生のお店の利益が減ります。
あまりないですが逆も言える事です。

先生もお客様からインボイス番号の領収書が欲しいと言われたらこの様うになります。

いずれ、消費税を払っていないお店は取引されなくなって最終的には
商売をしているお店は消費税を納めることになるのでしょう。

年間1千万円って夫婦お二人で働いていれば、越えてしまう金額です。
もし、越えられていないお店があれば国民年金での老後安泰はなく
生涯現役で働らかなくてはなりませんので、早めにご相談下さい。